ついてない日
今日は移動支援でヘルパーとして利用者の人とお出かけする日です。
午前中は八雲からバスに乗って松江駅へ
雨がふり、夕方には雪になるとの予報。寒くなってきました。
寒い冬の日、雨、ましてや雪の日のヘルプは大変です。
今日は、電車の旅。米子へいって食事をして帰る事にしました。
暖かい電車の窓から移り変わる景色をながめとっても楽しそうでした。
お正月だからいいかと、リッチにケーキ、ドリンクつきのランチをいただき美味しかったね。
「ナナ(仁宮のこと)たべた。」と満足そう。
楽しい時間一緒にすごして私も嬉しい気分になりました。
しかしここまで。午後はI君と。久しぶりです。気合を入れて楽しい時間をと計画をたてました。
雨がみぞれに変わってきました。
暖かい電車の乗って出雲に行こう。
出雲駅のI君の大好きな『たこやき』(大きくてとってもおいしいですよ)をたべよう。
車椅子で乃木駅から乗るには電車の到着ホームにきをつけなければいけません。2番線ホームは陸橋を渡らなければなりません。一人では大変です。
今回Oさんと乃木駅についたとき午後I君との出雲行きが1番ホームに到着する事を駅員さんに確認しました。
I君と乃木駅に行くと「出雲行きは2番ホームですよ」と迷惑そうな顔の駅員さん。
ムカー。おもわず「さっき1番ホームにつくことを確認してきました」というと態度が一変。
笑顔になり「1時間前にホームがかわることが連絡がありました申し訳ありませんでした」と。
ここで少し大人になった私は「また利用させてください」とひきつった笑顔で駅を後にし、バスでの移動に変えました。
運転手さんも「ブレーキをしてしっかりおさえておきますから」
私の言葉に理解してもらい気持ちよくのりることが出来ました。
バスの大好きなI君は大喜び。笑顔いっぱいで大きな声で喜びを伝えていました。
昼食の後で、途中からお昼寝タイム。zzzいびきも。
ところが、松江駅からこだまにかえる南循環線に乗ると、
「これは危ない。何かあったらどうしますか。大切な子供さんでしょう。あなたもなんかあったらこまるでしょう」乗せる事はできないという勢いの運転手さん。
確かに運転手さんの立場に立てば事故がおきれば責任問題になるでしょう。
今まで何もなかったからこれからないとはいえません。
シートベルトをして乗ることが出来ました。
降りるとき「無理いってすいません。ありがとうございました。」というと
「すいません。いろんなこといって。いじわるでいってるんではないですよ」と。
障害を持った人が公共機関をつかってでかけるようになって、バスの運転手さんなど理解してやさしいこえかけをしてもらえるようになってきました。
また、そっと手をかしてくれるひと人や、笑顔で声をかけてくれるれる人がふえ温かい気持ちになります。
しかし、JRでのバリアフリー。バスでの事まだまだ障害を持った人が健常者とおなじように好きな時好きなところに行く事が出来ません。
悔しい思い、悲しい思いをする事がいっぱいです。
松江市八雲町
さざんか
娘の知子が成人の祝いの木です。
早くこの花のような白無垢をきる日がきますように。
今年はいい年になることを願っている仁宮です。