2015-04-13

私の中学時代。ある話を思い出した。

それは保健体育の授業。

スポーツが得意な先生が

「睡眠」についての話をされたことがあった。


私たちは、どれくらい睡眠をとっているか

つまり寝ているか・・・。

それぞれが、日常的な睡眠時間をそれぞれが出した上で、

週間、年間、平均的な寿命などを計算したと記憶している。


まあ、単純に考えても

一般的な8時間程度、睡眠をとるとしたら、

1日24時間の内、3分の1は寝ているということになる。


つまり、我々人間は、人生の3分の1は「寝ている」のだ。

人生における睡眠・・・。

そう考えると「起きている」時間というのは、ものすごく少ないように

当時は感じた。


しかし「寝る」ということは、

脳や身体を休め、明日の活力を養うこと。

または、日々の蓄積をリセットすることにつながっているように感じる。


だから、あまりにも「寝る間を惜しんで」何かに没頭したり

身体に負担をかけていくことはよくないと思う。


人生の3分の1は寝ているという事実を考えると

人には、いかに睡眠が大切な時間か、とも考えることができる。



3分の2という残りの人生の時間は、目を開け、身体を動かし、脳で何かを考え

「起きている」時間。

充実した睡眠だけでなく、人生の3分の2をどのように

「起きてすごすか」と考えると

自分はもっとがんばらなくちゃ・・・と考えが及んでしまった。


そんなことを思い出し、あれやこれや考えていると

日頃の何気ない行動も、人生にとっては、あとどれくらい回数を重ねるのことができるのだろうとふと思ってしまった。


例えば、笑う、食べる、字を書く、風呂にはいる、コンビニにいく、着替える・・・


限りのある自分の人生にとって

自分が行う、様々な「動き」も実は限りがあるということに気づかされた。


そう思うと、当たり前かもしれないが。

日頃の何気ない行動も

意図的に大切にしていかねば、と思った。


良質な睡眠をとり、

有意義な行動をとり、

人生を過ごしたいなあと感じる今日この頃です。

川上