水郷祭

今年はホントにカイトのおかげで「夏祭り」に出掛けている。前回も書いたケド人ゴミは大嫌いな私なのに・・・よく頑張っていると思う。もちろん先週末の水郷祭にも出かけてきた。

私の実家は県立美術館のそばで高層階に住んでいるので、階段の踊り場に出ればメインの花火も嫁が島側からの花火もバッチリ見える。なので下に降りてお祭りを楽しむなんて事はここ数年なかった。でも今年はカイトと宍道湖大橋を渡って市役所の方まで歩いて行ってきた。

彼が欲しがる物はだいたい分かっているのでサッサとお店を回って家に帰った。でも私達が小さかった頃も夜店で買う物がこんなに高かったのかな~?と思いながらカイトに「カキ氷」「音と光の出る剣」「お面」に「ヨーヨー」・・・と天神祭でも買ったのにせがまれて買ってしまった。痛い出費だった。お面が1000円って・・・高すぎる!!でも喜んでくれたので良しとしよう!!

帰りは暑さと疲れで「おんぶして~!」「抱っこして~」が始まり花火が上がる前から疲れた。

でも・・・今年も花火は最高にキレイでした!!風が強かったせいか横に飛ばす花火がいつもより気持ち低く上げられているように感じた。半円を描く前に湖面についてしまったりと少し残念に思えた。

毎年、変った花火を上げられるので今年は何かと楽しみにしていると・・・1日目の中盤でバーンと上にうちあがったけど音だけで燃えカスみたいのが湖面に落ちていった花火があった。「あら~失敗?」と周りが言っていたら・・・湖面に落ちた瞬間に黄色く光り始めた!!「失敗か~!」の言葉が「これは初めてだね~!!」「キレイだね」に変わった。蛍の光のような黄色で本当にキレイだった。

2日目の最後の仕掛けもすごくキレイだった。両方から打ち合うように上がった花火は交差して迫力があり、最終に連発で大きな花火が上がったのは感激した。毎年みていて最後が一番だと分かっていても終わりの合図が出た時は拍手をしてしまう。と同時に夏が終わるような寂しい感じがした。

3歳になって今年は花火が見れるだろうと思っていたのに・・・今年もカイトは「こわい~!」と言って家から出なかった。でも最後の仕掛け花火が上がる前に「ほのチャンも見てるのにな~・・・!」とカイトの大好きな女の子の名前を出して誘ってみると・・・「ホント?」と言って出てきた。最後の仕掛け花火を見ることができ泣いてはいたけど少し経つと「オレ花火見たし!!」と自慢げな顔で話していたからおかしかった。

今年はしっかりお祭りも歩けたし、ビールをいただきながら花火も見れたし、カイトも花火を見ることができたので少し疲れたけど良い水郷祭だったと思う三上でした。