夏休みの恒例お手伝い

 去年の夏のブログにはねむの木の花の事を書きましたが、このねむの木の花が咲くのが早くなっているように思います。

7月のはじめにはもう咲いていました。暖かくなってきているのでしょうね!

 そして、子供の頃の夏休みの恒例お手伝いが、回向さんのお供えを集めて地区をまわることでした。

母の実家が大満寺というお寺のしたにあって和尚さんに随分可愛がられた縁で、他の地区に嫁いでからもお寺のお手伝いをしていました。

毎年、夏休みになるとこの大満寺というお寺から回向袋というのが届いて、地区の家を一軒一軒お願いして回ったものです。

末っ子だったせいで、一番長くその手伝いをした覚えがあります。「今年も回向さんになりました。お供えを入れてください」と回るのです。

昔の事なので、袋いっぱいにお米を入れてくれるところが多く、最後には結構な荷物になりました。

全部集め終えると、子供たちだけで大満寺に届けに行くのです。一年に一度、お寺でお参りをして

そうめんを食べて、隣の母の実家に行き従姉妹たちと夕方まで遊んで帰る・・・。

これが夏休みはじめの恒例お手伝いになっていました。

自分たちには、親からこうした年齢や季節にあわせて心に残るお手伝いの経験をさせてもらっているのに

自分の子供には何を残してやっているのかな・・・といつも思う。