懐かしいねむの木の花

 

 

 

 八雲への送迎のときに運動公園の横を通ると「ねむの木の花」が咲いている。

このねむの木の花を見ると小学校の夏休みの事を思い出す。

最近は夏休みのラジオ体操もお盆までとか、

土日はないとかずいぶん楽になってきているようだが、

私たちの小学校の時は夏休みの間中一日も欠かさずにあった。

地区ごとにするラジオ体操は家から1.5キロも離れた「なかごとさん」

と呼ばれている盆踊りをする場所だった。

毎朝6時に家を出て、6時30分に始まるラジオ体操に向かった。

その道すがらにねむの木があって、淡いピンク色の花を咲かせていた。

淡いピンクにひかれたのか、それ以来ねむの木の花を見ると懐かしさを感じて

小学校のラジオ体操の事を思い出してしまう。

                          初老の山田