金曜日になると、娘から電話

「明日休み?熱が出てるから保育所休ませるけん見て」

扁桃腺炎らしい。

『あんなに小さいのにストレスがあるのか・・保育所に行き始めたばかりだから・・』

けなげで泣けてける

「喜んで!」と言いたいところだけど、トーンを下げて「いいよ」と言う

『病気か、出番だ』と看護師のおばあちゃんはがぜんはりきる

娘が連れてくるや否や質問攻めだ

「熱はいつから、食べたものは、水分は、機嫌は」

おばあちゃんのアセスメントが始まる

1時間おきに水分をあげ、熱はグラフにして、水分量とおしっこを記入する

お昼には熱が40度7分

氷枕と脇の下を氷で冷やす

水分は良く摂れるし元気もあるので大丈夫

夕方には38度に解熱した


迎えに来た娘にグラフを見ながら今日の様子を説明する

まるで申し送りだ

「赤ちゃんは自分では何も言えんのだけん、親が気を付けてやらんとね」

そしてまだつづく

「1日の水分量は600ml以上は飲ませて、少しずつ頻回に、座薬はね□△◎□◎△~・・・」とつづく

しかし娘は聞いちゃいない

「ねえねえお母さん出雲のゆめタウンていつオープン?」

そ、そんな事、今聞く事かーっ!

隣に居た夫が娘に一言

「子供が病気すると大変だけんな、おまえも気をつけろよ」


だから私は嫌われる・・・

親が余裕がなかったらダメだよね

関わる人のアセスメントを忘れていた・・・


とりあえず次の日には熱も下がり良かった良かった


孫に目がくらみ、まわりが見えなくなった伊藤でした