すっかり春になりました。

 先日まで雪のことを心配していたのに、ここに来てすっかり春を感じさせる気候になりました。

送迎で走る宍道湖岸の渡り鳥もすっかり少なくなりました。これから飛び立とうと思っているのか、

数羽が岸にあがって羽に陽をいっぱいに受けている光景も目にします。そして、田圃には大型のトラクターの姿も

見るようになりました。

 そんな光景を見て考えることは、世の中変わったなー!ということです。

小学校の低学年の頃、春学校から帰ると近くの田圃で牛を使って農作業をしている両親のところにいくのが常でした。

それが4年生の時に、父は牛から耕耘機に変えて田圃を耕すようになりました。大昔から続いた牛を使っての農作業のおわりでした。

その後は、田植機やコンバインなどどんどんと機械化が進みました。

 生活の面でも、洗濯機や冷蔵庫、テレビが家に入ってきたのもしっかり覚えています。

何百年もそんなに変わらず生活してきたのに、我々が生きた時代の変わりようときたら

歴史上でも特筆すべき時代なのじゃないかな・・と考えてしまいます。

 すっかり便利になった生活を昔に戻すことは出来ないでしょうが

一生懸命、身を粉にして働いた先祖たちがいた、と伝えていきたいなーと思います。

                   車を走らせながら、昔を懐かしむ山田