昨日渡部さんが「一番大切なものは『心』です」
と書かれていてふと思い出したことがあった。
中学校の学習指導要領に
「『生きる力』をよりいっそう育むことを目指します」
と書かれてあることを思い出した。
『生きる力』とは、
知=確かな学力、徳=豊かな心、体=健やかな体のことで
それぞれをバランスよく育てることが大切だといわれている。
その中でも最近、道徳について取り上げられることが多くなった。
教育実習で授業をおこなったことがあるがなかなか難しい。
道徳の授業を始めるときは、最初から方向性を決めて授業にのぞんでいた。
授業の中でアンケートをとり、
生徒がアンケートを記入しているときに盗み見て
その時に発表してもらう順番を決めていたが
全員が同じ方向を向くことはなかなか難しい。
ただ多様な意見があることを知るということで貴重な時間となっていた。
今後は「特別の教科 道徳」として評価が入る。
どのような価値観で評価されていくかはわからないのでとても難しく感じる。
「全体的にみて」なのか「個別にみて」なのか・・・。
ただ、一人ひとりの考え方を評価してもらえればと思う。
教員ではない自分だが、
『仕事で人を支援する』『親として子を育てる』
という点では同じに思うので、
『豊かな心を育てる』についてはこれからも考えさせられる。
田崎
明日は川上さんです。