町の○○屋さん

最近の出来事。


屋台村で披露する為の大型紙芝居用の巨大な段ボール箱を探していた。

人伝に「自転車店に行けば、もらえるかも?」という情報を得た僕は

知りうる松江市内の自転車店をイメージしてみた。

すると、瞬時に、個人で営む昔ながらの自転車店が頭に思い浮かんだ。


場所は、こだまから500mも離れていない近所。

お世辞にも言えないほど、老朽化の進む古びた小さな小さな建物であり

よほど、意識しなければ誰も気がつかないであろう。

でも、僕はその自転車店を選択した。

なぜなら、その店の前でお客らしき人と満面の笑みで談笑する店主に

何度も何度も遭遇してきたからだ。何度も何度も・・・・・。

そして、その店主に心を奪われてしまった。


結果は・・・・。

想像以上に素晴らしい職人であった。素晴らしい自転車店であった。素晴らしい一時であった。


そういえば、僕は、前職の時から、町の○○店さんに何かの縁で出逢い、そして何度も救われている。

電気屋さん、に車屋さん。建築屋さんに不動産屋さんにとまだまだある。

ただ、最近の人たちの価値観が大きく変容し、職人気質の義理人情に熱い店主のいる○○屋さんは働きづらくなっている。


でも、本当にそれでいいの?みんなは本当にそれでいいの?


一番大切なものは「安い」ではなく、「心」。


僕はそう思うし、そんな店主のいる○○屋さんをこれからも大切にしていきたい。   渡部でした。

                                  次は 田崎さんです。