似非山ガール・・・に

台風で、風雨が強まっていますね、、、。

大きな被害が出ないことを祈ります。

さて、先日大山三の沢から南壁を登ってきました。

はじめは、三の沢の最終堰堤まで行こうという事で

今回は、山友にお願いをして連れて行ってもらったのですが。

最終堰堤に着くと行けるところまで無理しないようにして

行ってみようという事になりました。

何せ自称山ガールなどと言いながら、最近ちょっといろんな所に

ガタが来て山からは遠ざかっていたのも事実です。

槍が峰までの道のりは、ガスがあった事と小雨が降っていた為

自分の身の回りしか見えなかった事が良かったのか、、、

高度感をそこまで感じずに済みました。

ゼーゼー言いながら普段は歩かない急登を

登っては、ズルズルと下がり登っては、ズルズルと下がる場面

もあり半ば心折れそうになりながら

『ファイト~』『一発っ~~』と声をかけながら登ってゆきました。

徐々に今まで登った事の無いような険しさを感じ

『大丈夫か私たち?』と思う場面もありましたが

慎重に慎重に歩みを進めました。 

目の前に、ガスガスの中で槍が峰が見えたトキは、

えもいわれぬ感動でしたが、、、。

その直後南壁と北壁のぶつかる尾根から北壁の断崖絶壁を

見た瞬間に足がすくみました。

三の峰のプレートまで行きましょうと言われその気に

なっていましたが、、、

私のレベルでは止めた方が良いと感じ私は岩影で待つことに。

確かにすぐそこでプレートまでいけば登頂という証には

なったと思いますが。。。

囚われたり執着し過ぎると取り返しのつかない事態にもなりかね

ません、今回尾根まで辿り着けただけで十分です。

そして登ったら下りなくてはいけません

慎重に慎重に足を進め無事に沢の堰堤近くに降りたトキに

ほんのわずかですがお日さまが顔を出してくれました。

わずかな晴れ間に沢で食べた日清のカレーメシは、最幸の味でした。

(わずかな光が山の神様からのご褒美に感じました)

家に帰るまでが登山‼️

似非山ガールに近い私ですが、、、

どんな場面でも無理をしすぎず

退くという潔さも持ちたいと思った近藤でした。 

快晴の山も勿論素晴らしいですが、ガスガスの山も

幻想的でまるで異国のよう~~自然に癒された時間でした

※ただくれぐれも安全第一で自己責任の世界

明日は、久保田さんです