ダイエット
先日ある利用者さんのお母さんと久しぶりに会った。
その昔、利用者さんが帰ってから食べるおやつについて、相談があったので、
透明のタッパの中にその方と、お父さんの名前を書いて分けるように伝えていた。
そしてその後どうなったかを尋ねると、
お父さんの分は食べなくなったが、
隠しているお菓子を探して食べるようになったとのこと。
そこで、タッパを一週間分を用意して、買ってきたお菓子を分けてしまって、
空っぽにするといいと思います。在庫をなくしましょう。と伝えた。
数週間後、話をする機会があったので聞いてみると、
次は自分の部屋にストックしてあったお菓子をそのタッパの中に入れるということ。
さらに、タッパには曜日が書いてあるので朝から食べているとのこと。
なるほどと感心させられた。
確かに、食べていい分のお菓子に曜日が書かれてあったら、朝からでも食べてしまう。
お母さんと相談し、時間を決めることにして
『自宅に帰ってから、夕ご飯を食べるまで。』と決めてみた。
そしてそのタッパに食べていい時間を書くことなった。
数週間後の体重測定が待ち遠しい。
ダイエットは利用者さんの日誌に書かれていたお母さんの一言から始まった。
そのことはお母さんは忘れていたようだったが、
話をすると確かに書いたと苦笑いしながら言ってくれた。
お母さんは、体重減少をおもしろそうだといっている。。
何気ない一言から始まったダイエットだが、
その利用者さんがダイエットによってできなかったことができて、
喜んでいる姿を想像すると楽しみになってくる。
利用者さんの納得のいく方法で進めていきたい。
田崎
明日は川上さんです。