「想像してみる」ということ

ある特別支援の授業の中で、「時間の概念が理解できない」とは

どんな状況なのかを考えるテーマが与えられた。


障碍を抱える人たちの行動を受けとめようとする時、その人がそうぜざるを得ない

背景となるものを理解したいと思う。


私たちは「時間」という枠組みを当たり前のように自分のものとしてもっている。

何時に終わる、または始まるということが分かっているから安心してその時々の

行動を維持できている。


もし、その枠組みがなかったとしたら・・・想像することはとても難しい。


しかし、時間の理解や記憶に制限を抱えておられる方たちは多い。

難しいけれど、その人の身に自分を寄せて「想像してみる」ことで、

わずかでも「その人の世界」に近づいていけたら・・・と思う。


山本


続いて、下大迫(ち)さん、よろしくお願いします。