怒りっぽいバアサンのままで

新聞で私が毎週愛読しているコーナーがあります。

朝日新聞の土曜版 “be”

 【悩みのるつぼ】 です。

相談者 女性 61歳 いつも腹を立てている私

回答者 社会学者 上野千鶴子さん

 「おひとり様の老後」の著者

 私はいつも何をしていても誰かに腹をたてており

自分でもうんざりしています。

不用意な事をいう友人、両親、

車のアイドリングを長時間する近所の人など

あと20年ぐらいの残りの人生を、もっと明るく

穏やかに生きたいです。

どうすればそうなれるでしょうか?

要約するとだいたいこうです。

 

 え?私の事?

両親についてはちがいます。

それに対して上野さんは

 わたしなど毎日新聞を読むたびに腹が立ちますし、

TVのニュースを見ても腹が立つことばかりです。

腹を立てるときには腹をちゃんと立てましょう。

 怒りはエネルギーのひとつ。

いつも怒っているあなたはエネルギッシュな人とおもわれているでしょう。

エネルギーの素がポジティブな感情でなく

ネガティブな感情であることは悲しいですが

エネルギーはエネルギーあなたの持ち味です。

「穏やか」に生きようなんて、らしくないことは思わないことです。

 電車のなかで脚を広げて2人ぶんの座席を占領している

若者がいれば目の前で怒り。

 解釈だけで憲法をねじまげようとしている姑息な

政治家がいればやはり怒りの声をあげ・・・

 

 怒りっぽくてうるさいバアサンでいてください。

感情はそのつど抑制せずに表出するように。

たまれば腐ってどす黒くなります。

ただし怒りの表現方法は磨いてくださいね。

 そうか。

自分の都合のいいようにうけとりました。

今の私もこれでいいのか。

 なんと!! 今年の書初め

 「こころ穏やかに」

今も押入れの荷物を置くところにはってあります。

毎朝見ていても気がつくと、怒っています。

 いつもやさしくうなずいて聞いてくれる職員さんたちがいます。

ありがとうございます。 感謝。感謝。です。

 表現方法はしっかり勉強し、磨かなければいけませんね。

これからも 怒りっぽい“にみバアサン”よろしくお願いします。

 明日はいつも穏やかやさしい 

よく話をきいてくれる 伊藤さんです。