本物と本当のこと
昨夜、探偵ナイトスクープをみました。
90歳のおばあちゃんが、生でプロレスをみたいと。
担当した探偵は、施設のドクターに外出の許可をもらおうとしますが、体調を心配され認められませんでした。
それならと探偵は、施設に本物のプロレスラーをよんで、本物のリングでプロレスがはじまりました。
一応、大事をとって血圧のセンサーをつけながら、おばあちゃんは感激しながらプロレスを観戦しました。
親族のかたもおばあちゃんのはつらつしたすがたをみて、涙を流します。
血圧があがることは何時もなら、一大事。でも今日の上がりはむしろ正常な反応です。
最後にレスラーからリングに上がりませんかと声をかけられ、車イスからたちあがりました。
その姿をみてスタッフが驚き、涙を流します。
パッチアダムスのヌードル風呂も同じく。
その人の望みが叶うということは、何よりもその人の生きる力に繋がります。
支援者がしていることって本当に、その人の望むことなのでしょうか。
今日の研修会で
いつも問いの姿勢を持つこと。
その問いに対しての答えではなく、
応えること。
環境にこそ変化を。
知らないということを知ること。
そして知識をもとめること。
わかりあえる人とすごすこと。
おもいっきり泣いたり笑うこと。
大事なんだなあって。思います。
米田夫妻、小池さんに感謝をこめて。
川上