いちえふ
先日、スマホのメールにマンガの試し読みのお知らせが来ました。
話題の『いちえふ』1話を読みました。
雑誌に載っているのに気づいた時はすでに
数話たっていたので、コミックスが出るまで待とうと思ってた矢先。
「いちえふ」ってなんやねん!?という方に説明しますと、
「福島第一原発で作業員として働いていた作者が描く渾身のルポルタージュ」と帯には書かれています。
ページをめくると、作業員がどんなようすで、あの福島第一原発につとめていたかがたんたんと描かれています。
「復興はまだまだ終わってない」などと簡単にいうことはできるけど
実際に、何がどこまでたったら復興したといえるのだろうとは感じていましたが。
間違いなく、この原発事故の問題がしっかりと終着することが
復興のおおきなポイントであることは間違いないのです。
原発についてのの賛否はどうあれ
命に関わる危険な場所で地道な作業をされているかたに対して。
どれだけの人が、目をそらさずみつめることができるのか。
マスメディアによって過剰になった報道で知り得た知識よりも
誰でもがとっても素直にみることのできる作品だと思います。
川上