喜怒哀楽の経験

 先週末には、こだまの7人の職員が

仙台で農地再生のボランティアをしてきました。

体力に不安のある山田ですが、一緒に参加して

無事任務を果たしてきました。また、いつか

報告の機会を持ちたいと思いますが

13メートルの大津波が押し寄せた広大な

仙台平野が、多くのボランティアの方々の力によって

復興が進んでいる姿を見てくることができました。

以前のような田園に戻るには、まだまだ長い年月が

かかると思われ、今後も継続した支援が必要です。

又機会があれば、出かけてみたいと思います。

 

このボランティアに出発する前に、

西田敏行が主演の『遺体』という映画を

移動支援の利用者と一緒に見に行きました。

今回の津波で亡くなった方々を

あつかった映画なので、利用者の方には

どうなな~と少し心配しながら上映が

始まるのを待っていたのですが、

映画の間中、ジーとスクリーンを凝視し

遺体が運ばれてくると手を合わせ

遺体が送りだされるとバイバイと

手を振って別れをしていました。

 始まるまでの心配は不要でした。

なんだか自分の利用者の見かたの狭さを

見せつけられたようで恥ずかしくなりました。

ゆたかな感情をもって、

状況に応じた振る舞いが出来ているのです。

日常生活のなかでもっともっと

喜怒哀楽を感じられる

経験をしてもらいたいなと思いました。

               山田

明日は、岩田さんにバトンです。