娘のその後

最近の帰宅後のお楽しみは、

泣きじゃくって、通うことを嫌がっていた

一番下の娘がどんな様子で幼稚園に通ったかを聞くことだ


1週間2週間と経つうちに泣きじゃくることも少なくなり

楽しく通うことができるようになった


家族の話によると

ある日、泣きじゃくっていた娘に対し

同じクラスのおともだちが、

「いっしょにあそぼ」と手をさしのべてくれたらしい


それ以来、ものすごく元気に通うようになった


その数日後、今度はそのおともだちが

泣きじゃくっていたところを

娘がおなじように手をさしのべたらしい

それを聞いたとき、ほっこりした気分になったのと同時に

やっぱりともだちの力ってすごい大切なんだと、感じさせられた。


この間ははじめて弁当をもっていった

ついてからすぐに、先生に見せたくて見せたくて

しょうがなかったらしい

いっつもご飯をのこす娘が、きっちりたべてきたらしい


ここのところの娘の成長は目を見張るものがある


母子愛というのは、

最初は離れるのがいやで、泣きじゃくって

だっこやおんぶしてもらわないと安心感をえることができない


おおきくなって母が近くにいなくても、

直接合えなくても、子どもの心の中に

「母の愛情」が宿ることによって

安心感となり、ひとりだちしていくのだという


そうやって大きく成長していくのだと

ある講演で聴いたことを思い出した

娘はまさに今その状況にある

どんな顔をして帰ってくるか。明日も楽しみだ

川上