2012-05-05

今日はこどもの日だ。

「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」

と、法にはうたわれている。

親として日頃の叱責が多いことを反省する1日でもあった。


最近、嫁が暇をみつけては、

私の本棚にある障がい福祉関係の本を読んでいる。

特に発達障がい関係の本は知らなかった考え方や、ためになることがあり、

「この本は読みやすかったよ」とか感想をいってくる。


いろんな本を読みすすめると、

発達障がいがあるとわかった人、あるいはその周囲の人が読むためだけに

こういった本があるのでなく、

けっこう誰にでもあてはまることが多いことに気づく。

そして、こういった本を読むことで、実際の子育てにも参考にできることが多い。

しかし、そうはいっても子育ての現状は感情が先にたつことも多い。

こどもが大きくなるにつれ、一筋縄ではいかないことも多くなる。

だからか、叱責が多くなりやすい。


ゴールデンウィークの期間中、こどもと触れ合う時間が多く取れたので

新鮮に感じることも多かった。

こどものだらしない食事の仕方を見ていて、

「いつもこんなんなん?」と嫁につい聞いてしまったりもした。

お風呂で随分一人で体を洗えるようになったのに、

一緒に入ると「洗ってくれ」とせがんでくる。

成長したかと思えば、逆戻りするようなときもたくさんある。

でも、やじろべえのようにゆらゆらしながら成長していってほしい。


ブログを書いていると、娘が起きてきて「爪をきって」と寄ってきた。

嫁は下の子を寝かせているので、私は代理みたいなものだ。


小さな椅子に座らせ、久しぶりに爪をきってやった。

何箇所か巻き爪になっていて、

「こんな爪をしていたのだ」とあらためて気づかされた。

そういえば、赤ちゃんのころしか切ってやった記憶が無い・・・。

娘は近くにあったゆるキャラの本をぺらぺらめくりながら

まるで、ネイルサロンにでも通っているようなそぶりで、

爪きりが終わるのをまっている。


こどもの日は今日一日だが、お休みは明日まで。たっぷり遊んでやろうと思う。

あ、嫁にも日頃の感謝をしつつ。

川上