海洋天堂

夏に公開されていた映画「海洋天堂」が今月11日にDVD発売されたので購入した。島根ではロードショーされていなかったので、物凄く楽しみにしていた映画だ。

海洋天堂 [DVD]

海洋天堂 [DVD]

あらすじは

余命3ヶ月を宣告された父が、男手ひとつで育ててきた自閉症をもつ息子に少しでも幸せに暮らせるようにと、残り少ない自分の人生の中で必死に生きるすべを伝えていく・・・

というのがおおまかなストーリーです。


父親役は、カンフー映画で大活躍している、ジェット・リー。

今までかっこいいヒーローしか演じてこなかった彼が

どこにでもいるただの「お父さん」を演じている。

彼は、スマトラで被災したのをきっかけに、社会貢献活動に力をいれるようになり、この映画の出演にノーギャラでもでるといったくらい。

映画に出るまでにすでに自閉症について

ものすごく理解をしていたそうだ。


自分の死期が近づいている中、劇中では、最低限父親の自分がいなくなってもこまらないようにと、日常生活のおぼえて欲しいスキルを身につけさせようと

丁寧に教える。

その姿がとてもほほえましい。

丁寧にひとつひとつを伝え、できたらほめる。

周囲の無理解な人に、怒鳴ったり。

本人のできなさに、ついつい息子にあたってしまう。


自分に残された時間がないからこそあきらめない。

きっともっと伝えたいことはあったと思う。


親孝行とか、子育てって限りは無いんだ。

でもいつかそれができなくなるという現実がある。

親子ってこうでなくっちゃ。

そう思える親子関係がそこには描かれています。


ネタ晴らしになるので、あんまり中身はしゃべりません。

感動した場面などいっぱい伝えたいけど、このブログにも限りがあります。

ほんとうにおすすめです。ぜひみなさんごらんになって、

自分の感想をもってほしいと思います。

川上