あたらしい風・・・

 30年前、障がい者福祉の中に共同作業作りの

波が名古屋の『ゆたか作業所』から起こった時

それまでの行政頼みだった子供たちのことが

保護者や関係者が力を合わせれば、何とかなる!

行政がやってくれなければ、自分たちでやっていくんだ!

といった流れがあった。

 ちょうど、学生だった時期にその波を知り

在宅でいる障がい者の人たちが集まる場所をつくろ

とがむしゃらにやってきた。楽しかった。


 先日、障がい者の人たちと一緒に仕事をしてきた

中堅の職員が訪ねてきてくれて、自分が勉強していることや

興味を持っていることを話してくれた。

 話してくれることは、そうそう、今それが必要だよね

そんな働く場所が必要だよ、と思う事ばかりだった。

新しい考え方や流れを、ぜひこだまの職員に

伝えてほしいとお願いした。

ぜひ、そんな機会を作りたいと思っている。

 現状に満足するのでなく、次のこと

あらしい取りくみに挑戦していくことを望みたい。

みんなで、新しい風を吹かせてほしいと思っている。



               山田