天を恨まず・・・

ある朝、パソコンをのぞいていると

宮城県気仙沼市の階上中学校の卒業式の

記事が目にとまった。


NHKのニュース9で紹介され

全国の人が感銘を受け、勇気づけられた卒業式だったようです。


壊滅的な被害を受けた気仙沼市

震災翌日が卒業式だったというが、

10日遅れの22日に、卒業式は挙行されたようです。

その中で答辞を読む、卒業生代表の梶原君の姿です。

震災で被害を受け、同級生も流されて

悲しみの中で挙行された中学校の卒業式!

『苦境にあっても、

 天を恨まず、

 運命に耐え、

 助け合っていくことが、

 これからの私たちの使命です』

という言葉があります。15歳の少年が

現実を受け止め、未来志向で生きていこうという

決意が強く伝わってきます。

映像では、涙を流しながら

それでもふっきれた表情で朗読していました。

全国の多くの人が感銘を受けた場面です。

何か苦境に立たされると、

人は一生懸命に考えて

何とかしていこうとするのです。

その時のエネルギーこそ

人をたくましくしていくのですね。


            山田