被災地を訪れて。
暑い夏が終わり朝晩の冷え込みが秋を感じさせる
今日この頃ですが、皆様、風邪などひいておられませんか?
森山は元気?でピンピンしています。
さて今回は9月16日から19日まで(実質17・18日)
こだまボランティア隊として参加させていただいたことについて
書かせていただきたいと思います。
なぜ今頃?と思われる方もおられるかもしれないです。
私はそのときの様子や感情をすぐには文章に表現することが出来ませんでした。
2週間、ゆっくりと自分なりの言葉で語れるように考えました。
あまり上手く表現できないかもしれないですが、温かい目で見てやってください。
私たちボランティア隊は岩手県大船渡市の『さんさんの会』と言う
おかず作りをして仮設住宅や個人のお宅に配達をするボランティアに
2日間とも参加させていただきました。
いつもポレポレで作る10倍くらいのおかずを12~13人のボランティア方たちと
一緒に40分程度かけて作りました。
作り終えると今度は配達です。
この配達で大船渡のいろんな場所を見せてもらいました。
店舗の中が全て津波に流されてしまって、骨組みだけのファミリーマート、
地震の影響で沈んでしまった護岸、今なお撤去の進まない瓦礫の山・・・。
本当に3.11から半年経っているのかと錯覚するくらいの状況でした。
ただただ、眺めることしか出来ない無力さが悔しかったです。
そんな風景を眺めながら仮設住宅に着くとおかずの配達です。
おかずを渡す方、渡す方、皆さん笑顔で『どーも』って言ってくださいました。
『どーも』と言う言葉は、おそらくこっちで言う
『だんだん』と言う言葉と同じ意味合いだと自分は感じました。
この『どーも』の言葉が今でも心に深く響いています。
たった1日や2日のボランティアなのに・・・。
非常に申し訳ない気持ちになりました。
もっともっと、何か助けになることをしたい、
もっともっと、自分に出来ることはないのか。
そんな気持ちでいっぱいになりました。
被災地を訪れ、自分の気持ちにも大きな大きな変化がありました。
同じ日本の中で、本当に苦しい思いをしておられる方々がおられます。
今こそ本当の意味で、みんなが手に手を取り合って
支え合うことが大事じゃないかと思いました。
小さなことでも良いと思います。何か出来ることを・・・。
みんなの小さな出来ることが重なり合って、
大きな力を東北に送ると思います。
僕も出来ることをやっていきたいと思います。
がんばろう、東北!
がんばろう、日本!
最後になりますが、このボランティアに参加させていただけたことに
心から感謝しています。
森 山