母はすごい・・・

前々回のブログに星野仁彦先生の

発達障害の本を読んでいることを紹介した。

具体的な事例が多く、その対処法も示されているので

「そうか、そうか」とうなずきながら読むことができた。

その後も、本やさんをのぞくとなんだか発達障害に関係する本に

目が行ってしまう。

今読んでいるのが『発達障害母たちの奮闘記』という本だ。

この本は、発達障害の子供を育ててきたお母さんにインタビュー

しながら発達障害の特性を良く開設してある。

何度も「そうかー、そうか」と頷きながら読む箇所が多い。

まだ全部を読んだわけではないが、

なんだかこだまの職員に紹介したい一冊になった。

そんな思いになっているところに

先日、相談に来られたお母さんがいる。

お話を聞いてみると「あれ、あの本に書かれている内容と同じだ」

と思わず声が出そうになる!

子育てをしながら、なんだか違うぞ・・・と思いながら

相談機関をまわって見ても、明確な答えは返ってこない・・・!

なんだか、言葉が出ない。随分大変だったろーなと思いをはせる。

10年も前のことではないのに、そんな対応しかできなかったんだ!

我々もやっと発達障害の方の支援に気がついて

勉強を始めたばかりだが、もっと本気にならないと

お母さんの思いにこたえてあげることができない。

苦しんでいる子どもに寄り添ってあげることができない!

そんな思いになった。

         山田