iPodタッチでの視覚的支援

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職員力アップ作戦のごほうびとして、

参加した職員にiPodタッチが支給された。

iPodタッチは現在の機種で第4世代となり、

タッチパネルの機能をいかして

いろいろなことができるようになっている。

iPhoneiPodタッチのソフトには、

障害者の生活を手だすけするものがたくさんつくられており、

スケジュールや視覚的な支援をわかりやすく表現してくれる。

iPodタッチとしてははじめてカメラもついたので、

その場ですぐにカードをつくることもできる。

そうしたあたらしい機能を

積極的にいかせる支援者となってほしい、

という理事長のねがいがこもったプレゼントだ。


支給された職員は、

さっそく「voice4u」という絵カードのソフトと、

「たすく」というスケジュールのソフトを

自分のiPodタッチにダウンロードしている。

これから日中活動や移動支援のさきざきで、

iPodタッチを効果的につかいたい。

マルチタッチスクリーンを

魔法のようにあつかうなぞの支援者集団として

こだまが注目をあつめる日もちかいことだろう。

こんな気のきいたおくりものをしてくれる事業所なんて、

そうありはしないのだから、

いただきっぱなしにするのは

もうしわけないし、かっこわるい。


iPodタッチについている「カレンダー」に

今週の予定をうちこんでいたら、

家のパソコンの画面にもおなじスケジュールがあらわれた。

同期さきにGoogleカレンダーを指定しておくと、

どちらで変更をくわえてもシンクロされるようだ。

すごく、クール。

エバーノート」もインストールすることができるので(無料)、

母艦としてつかうパソコンの「エバーノート」でチェックした項目を、

iPodタッチでも共有することができる。

いまのところこの2つのソフトがわたしのお気にいりだ。

(吉田 淳)