オセロ

かなり前のブログで紹介したと思うのですが、【人間をオセロに例えて考える】という話。

覚えていますか?

先日、その話を3人の子だもたちに話しました。


オセロは表が白で裏が黒です。

それを僕は人に例えて考えます。

表が長所で裏が短所。

オセロを横から眺めて見てください。

表裏は一体であり、まさしく人間の長短も一体だと考えられませんか?

大切なことはどこの視点から見るのかということ。

表からなのか、裏なのか、それとも横からなのか?

四方八方から見ることなのか?


僕は白から見てあげたい。

あなたの良いところから見てあげたい。

いつもそのような気持ちで人と接していきたい。

と長々、子どもたちに話を聞かせました。(長女は「また~そのはなし~。」とため息を・・)


子どもたちの前でオセロを手にしてみました。

「白の方から見ると、相手はもちろん、自分も幸せな気分になれるよ。」

と熱弁をふるっていました。

一人でも多くの人が白オセロで相手を囲んであげたら

世の中が次々と白い気持ちを持った人々で溢れかえるでしょう。きっと!

白い心を持った人たちから勇気と優しさをたくさん受けて、黒から白へ。

しかし、それほど強く意識をして生きていても、時々、「黒い」自分が出てきます。

気がつけば、黒の方から子どもたちを見ている事が・・・・。


そのような時、何度か、長男の哲平がオセロを持ってきてくれました。

「お父ちゃん、はい、オセロ。白の方を見ないといけないよ。お父ちゃんが、教えてくれたがね。」と・・・。

日々の生活に追われ、知らない間にストレスや疲れが溜まってしまうと

ついつい黒い自分が出現します。

しかし、そのような時だからこそ

人にやさしく

自分にやさしくの

気持ちが大事なような気がします。

                            渡 部