いよいよ老眼鏡!
お盆の休みにまたまた日帰りで隠岐に帰ってきた。
下の娘が一緒に帰ることになっていたのだが
当日の朝は、眠くて出発時間に間に合わず
結局ひとりで行くことになる。
船は帰省客で込み合うだろうと、甲板でも座れるように
シートと文庫本を用意した。
松江駅からバスで七類の港に向かう。
やはり乗客はいっぱいで、船室には座る余地がない。
そこで用意してきたシートを広げゴロンと寝ころび
文庫本を開いてみた。
『あれ、何か違う、本の字がぼやけているのだ』
いくら遠ざけても、はっきり見えない。
まだ、そこまでではないと思っていたので
焦ってしまう。思わず、シートの上に座り直し
もう一度、本に目を通すと、今度は少し遠くすれば読める。
大丈夫だと、もう一度寝転がって見てみるとやはり見えない。
ここまで来ると老眼が進んできた現状を認めないわけにはいかなくなった。
読み続けたい本だったので、
帰りの船に乗る前に、姉の旦那さんから
普段使いの老眼鏡を貰って船に乗り込んだ。
いよいよ、老眼鏡のお世話にならないといけなくなった。
山田