LIFE後編
前回の私のブログに対して、コメントいただいた、百日紅さま・小池さま・うーん!さま・うーん2号さま大変貴重なご意見・ご感想ありがとうございました。
コメントいただいたみなさんそれぞれ立場が違えど、私なんかよりももっと真剣に当事者であるお子様、利用者のみなさんに向き合っておられることが文面からわかりました。
お答えをいただいた4人のご意見は、まったく違う意見のようですが、私にはどれも共感する部分がある気もしています。
言い訳でもなんでもないですが前回のブログは、あれで終わりなんて思っていませんでして、今回のブログとあわせて、完結にしようと思っていました。
どんなコメントがくるのか少し期待もしていましたし。
もちろん、一生懸命支援されている方から見れば、えらそうなことをいいやがって!とか、なんもわかっていないでしょ川上さん!とか言われることと思います。
うーん2号さまのご指摘のように、不快に思う方もおられるかもしれません。それなら本当に誤まります。
でも、どこのだれが、何が悪いとかの問題としては、私はまったく捉えていないことをあらためてこの場で伝えます。
私は限られた制度の中での支援では、十分な力が発揮できず適切な支援ができないこともあることがいいたかったのだと思います。
私の妄想した「ライフコーチ」についても本当に実現すればそれはそれでこしたことはないと思いますが、
そんな資格?があっても結局は「人」です。
「ライフコーチ」も支援者もその立場に満足してたら何も良い結果は生まれません。
今もっと必要なことも良く分かっています。
それはうーん!さまがご指摘されたように、「もっと支援力をみがくこと」それしかないと思っています。
私の「ライフコーチ」という考え、発想も「こんな支援があれば、もっといきやすくなるのに」という中に出てきた一つの答えです。
これが「必ず正しい方法」なんて、これっぽっちも思ってません。だから私の妄想なのです。
なら言うなよって言われたらそれまでですが、そうやって自分の中でも議論し、みなさんから意見を聞き、もっと学習して、自分の出来る支援を考えていくことが大切な気がしています。
障害をもっている人の「生きにくさ」ってなんだろうと思います。
そんなことまったく気にしていない人もおられるかもしれませんし、周囲がものすごく心配しすぎて、当の本人を不安がらせていたりするかもしれません。
ひょっとしたら、私自信も心配しすぎているのかも知れません。
だから、支援する人を「安全に」することばかりを考えたらこんな答えになったのかもしれません。
とにかく、自分の中でも葛藤しているのが今回分かりました。
先日研修に行った施設では、すでにその上をいく考え方(悩みに近いもの?)を持っておられました。
ある程度の支援スタイルが確立され、それができるようになった施設や、それらを支えることのできる地域になった時、「ほんとうにこれでよいか?」と思うようになったと。
いつのまにか「サービスがあって当たり前になってきている」ような気がすると。
だから、今年は、もっと内部の研修や、啓発活動、保護者向けの勉強会などを開いていくと。
支援力を生み出すところはもっともっとあるのだということ、他ならないと思いました。
私の中では、まだこの施設のような次元には達してはいないですし、まだまだ葛藤はつづくでしょう。
でも、必要なときにきちんと寄り添って少しでもその人の人生においての何かになりたいと願ってます。
川上