今日も移動支援で街中を歩いていると、
あちこちで白いマーガレットの花が咲いているのを見かけた。
中には、道路の側溝のわずかなくぼみから茎を何本も伸ばし
大輪の白い花を咲かせている。
マーガレットがいつの頃からかなんだか気になる花になった。
以前の職場で、新しい作業所をつくることになり
道路沿いの倉庫を借りることになった。
そこに前庭の一角にマーガレットが群生していて、
春には見事な花を咲かせていた。
それまで花と名前が一致してなかったのだが
それ以来、白い花とマーガレットの名前が一致するようになった。
実は、マーガレットという名前はトイレットペーパーの名前として覚えていた。
初めの作業所の運営費を捻出するために、
運営委員の一人だった文房具屋さんの紹介で
トイレットペーパーの販売を始めるようになった。
小学校や保育園など協力してもらえる事業所が次々に増え
多い年には100万円程の収益を上げる程になっていた。
とはいえ、そうなるとペーパーの注文やら配達やら忙しくなって
週の半分は、他の職員に作業所を任せ、配達に専念していた。
マーガレットのお陰で作業所が続けられたありがたい花だ。