仕事の流儀

 テレビっ子の山田は、朝起きるとすぐにテレビをつけ寝るまでだらだらとテレビを見ていることが多い。

世界遺産を紹介する番組や歴史を検証する番組などをよく見るが、NHKの『仕事の流儀』という番組も好きだ。

 昨夜その『仕事の流儀』で山口市で高齢者のデイサービスセンターを設立し

運営している作業療法士の藤原さんが紹介されていた。

 日常の生活のなかで、普段の生活の中で「やりたいことに一生懸命打ち込んでいく中で、

自然と体をどんどん動かすようになって、結果的に機能の回復につながっていく」

という考え方ですべての取り組みが行われている。

 通常ならバリアフリーが当たり前の高齢者の施設に、わざと「バリアアリー」の考え方にたって、階段や坂道をつくっている。

意欲が湧くような接し方、意欲が沸き起こるような接し方など、見ていて感心することが多かった。


 でも、この考え方はこだまでも考えていること。取り立てた訓練の時間ではなく、

日常の中で体験を増やし、意欲を引き出していこう!とやってきたところだ。

 体系だてた話や理論にはなっていないけれど、目指すところは同じなのだ。

まとめる力、表現する力などまだまだ課題が多そうだ・・・。


                          山田