ジャグジー

泳ぎたくなり先週、北公園の隣にある市民プールに出かけました。25mを数本ゆっくりと泳ぎました。

室内の温度は温かく泳いでいると体が熱くなりました。

疲れて休んでいると、ジャグジーが目に入り気持ち良さそうだと思いすぐジャグジーに向かいました。

「ゴボゴボゴボゴボ」と次から次へと生まれては消えている泡。

そーとジャグジーに体を沈めその泡をじっと見つめます。

地球が生まれて約46億年。人の人生は、地球の寿命に比べたら、この泡のようなものなのかなーなどと思いながら、

泡を見つめていました。

周囲に気を配るとBGMは、山陰FM77.4が流れています。利用者は6人男性が5人、女性が一人、みんな年齢は40歳を

越えていると思います。

それぞれにメニューをこなしていきます。

ゆっくり歩く人、背泳ぎをする人、ニヤニヤしながらビートバンでばた足をする人、ただひたすら泳いでいる人、様々です。

管理人が二人プールサイドと正面入り口の所にいます。

プールサイドの管理人は、下を向いて居眠りをしています。

正面入り口の管理人は、若い女性の方と楽しそうにおしゃべりをしています。

今ここで利用者の誰かの心臓が停止し、溺れてしまったら一番に助けられるのは、僕しかいないなと思いました。

プール内の動きをじっと観察していると、BGMから寺尾あきらの「ルビーの指輪」が流れてきてなぜか急に寂しくなったので、

ジャグジーからあがりシャワーを浴びて家に帰りました。

ジャグジーからみるプールの世界でした。

橋本