1分間勉強法

先日、部屋の片隅に置きっぱなしになっていた石井貴史著「1分間勉強法」

という本が目に留まり、何気なく読み始めました。

すると、何かを感じたのでしょうか。1時間で一気に読んでしまいました。


内容はというと、

1【タイムマジック】

 時間短縮の魔法を使って、通常1冊60分かかる読書を、1冊1分で勉強できる。

2【カラーマジック】

 色の魔法を使って、【1冊1秒】=1分間で60冊分の復習ができるようになる。


この2つの技法をマスターし、最終的には60冊分の勉強を1分間でできる。

という、ほぼ100%無理に決まっていると思わせてしまうような胡散臭い内容でした。

しかし、驚くことなかれ、これがまたどうして、本当にこの本の指示通りに、

読書に挑戦してみると、効果が短時間で現れ始めました。

といっても、みなさん、信じられないと思います。

この文章からも胡散臭さがプンプン漂ってきますもんね。

紹介している僕でも絶対、そう思いますもの。でも、本当に効果が実感できたのです。

ただし、100%ではありません。

この本では、「1ページ1.5秒で読める。」と言っていますが、

僕の能力では1ページ6秒は必要でした。

これは個人差の範囲内だと思うのですが、それにしても早すぎると思うのです。

今までの常識から言えば、1ページに1分は必要でしょう。だからこそ、驚きなのです。

これには続きがあります。1冊を1分で終了ではなくて、これを何度も何度もくりかえすのです。

イメージとしては、英単語の日めくり式暗記カードを想像してみてください。あの原理です。

「短い時間で何度も繰り返す。」。これが勉強の極意だと、この本では言っています。


記憶には「短期記憶」と「長期記憶」の2種類があるそうです。

そのメカニズムを利用した勉強法が先ほど紹介した「タイムマジック」と「カラーマジック」であり、

「短期記憶」を「長期記憶」に移していくための技法だそうです。

長期記憶に移せば、こちらのもの。

永遠に忘れることはなく、必要以上の努力はいらないという理論なのです。


他にもいろいろと勉強のコツが書いてありましたが、キリがないので終わります。

とにかく読んだら徳です。世の中には絶対はないのだけれど、この本は絶対、役に立つと思います。

僕を信じられる人は是非とも読んでください。そうでない人はそれなりに。

では、また。おしまい。

                                     渡 部