プリウスは品ウス?

トヨタプリウスが2カ月連続で国内販売台数の1位に輝いたというニュースが

目に飛び込んできました。「なるほど。ご納得。プリウスだもん。」と思われた方も多いでしょう。

まずその理由として

1.エコ減税対象車両であり、重量税と取得税が免除

2.「エコカー補助金」対象者(予算を超えた時点で給付が終了)

3.燃費が38km/L

4.最新鋭の装備。例えば、太陽光発電を利用して駐車中の室内を換気するシステムを装備。

 とにかく【世界初】のつく装備が満載。

5.最高レベルの環境対策基準をクリア。環境にやさしい車のチャンピオンである。

6.洗練されたスタイル

7.静寂性にすぐれている

8.エンジンとモーターのパワー融合により、2.4L車並みのパワーを実現

等、買いたい理由をあげたらきりがありません。とにかく凄い車です。


僕、かなり前から新型プリウスには目をつけていました。「この車は売れる。」と。

しかし、そんな時に襲ってきた「アメリカ発の金融危機」。

最初はこの時期にくるなんて「トヨタも運が悪いなあ。これじゃあ、プリウス売れないなあ。」

と悲観していたのですが、そこは世界のトヨタ。ただでは転びません。

【低価格販売の決断】と【国によるエコカー補助金制度の確約】により、追い風を向かい風に変えました。

すばらしく迅速な動きです。


対照的に追い風のまま、吹き飛んでしまいそうな会社がアメリカのビッグ3。

経営陣のふがいなさといったらあきれるばかりです。まるで漫画に出てくる悪徳経営者を見ているようです。


この両社の違いは何なのか?

それはイソップ童話の「アリとキリギリス」ですよね。アリがトヨタでキリギリスがビッグ3。

一番わかりやすい例えだと思います。


ではどうしたらキリギリスが立ち直ることができるのでしょうか。

?アリ(トヨタ)がキリギリス(ビッグ3)の面倒をみる。

?キリギリスが心を入れ替えて、働き者となる。

どれも実現不可能そうです。オバママジックに望みを託すしかないのでしょうか?


それより、自分はどうなのでしょう。もちろん、トヨタになりたいにきまっています。

でもアリのようにコツコツするタイプではないですし、かといってキリギリスほど

「今が楽しければそれでいい。」という楽観主義者でもないですし。なんか中途半端な人間です。

でもよく考えたら、自分はアリタイプ、あまり好きではないです。ちょっとキリギリスに冷たいし

、楽しくない人生を送っているような気もします。まあ、キリギリスは自業自得なのですが・・。

両者を足して2で割ったぐらいが良いのかな。それとも両者とは全く別な第3の存在になりたいのかな。

よくわからなくなりました。まあ、どうでもいいや。


話は大きくそれてしまいましたが、とにかく僕が言いたかったことは「プリウスほしい。ほしい。ほしい。」

という思いです。いいなあ。プリウス。サンタさん、くれないですかね?今年のクリスマスに・・・・。

                                    渡部