介護のエッセンス

 せっかくブログを打ってたのに無くなってしまいました。今また打ち直しています・・・!

 朝、洗面台で洗髪するシーン。ヘルパーがタオルで利用者の頭を拭きながら・・・・。

ヘルパー:こんな感じでいいですか?

利用者 :(ヘルパーのほうに肩をもたれさせながら)もう少しやってくれる。

ヘルパー:はい(拭き続ける)

利用者 :ヘルパーさん、お腹で僕の肩を支えているね。

ヘルパー:はい、使えるところはどこでも使います。

利用者 :だったら頭ももっと使ってよ。

ヘルパー:(自分の頭を揺らしながら)ん~と、こうですか?

利用者 :そういうことじゃなくて!

ヘルパー:あ、なんだ頭を使って考えるってことだったんですね・・・。

 先日読んだ『介護漫才』の中に紹介されている筋ジスの方とヘルパーの介護現場でのやり取りである。

このエピソードから、覚えてほしい身体介護のコツ、という介護のエッセンスが紹介されている

 

 ~中略~ルパーさんの仕事の中で最も重要で危険が伴う身体介護は、安全であることはもちろん

快適かつ効率よく行うべきである。そのためには体のあちこちを使うという方法を、うまく取り入れたほうがいいと思う。

 こんなふうに、ヘルパーさんとの介護のやり取りを通じ利用している側から

こんな支援をしてほしい!ということも感じさせてくれる。 

 

 小学館101新書 『介護漫才』 貝谷 嘉洋


                  もっと楽しいエピソードを知っている山田