にわか主夫奮戦記(1)

 いろいろな事情が重なって由美子先生が居なくなって1ヶ月、

にわかに主夫になってしまって、普段見えてなかった主婦の大変さを痛感しています。

 いつも大きな買い物袋を持って帰る由美子先生を見て、沢山買ってくるねー、と言っていたのに

いざ買い物に行ってみると、直ぐに買い物かごはいっぱいになるし、金額もあれーと思うほどに・・・。

いつも、自分の小遣いの管理しかしていないので、だんだん大丈夫と心配になってくる・・・。

 歯磨きチューブが無くなったよー、と気軽に言っていたのに

夕食の材料だけでなく調味料や掃除用品、雑貨などいろいろな場面に気を遣っていないといけない現実は

良くやってるねー、と声をかけたくなる。

 無くなった物を子供達から言われても、忘れた、明日買ってくるからね・・・。

こんなことが良くある。

 子供のことにしても、何にもわかっていない。

ところが細かいところまで目がつくので色々説教めいたことを

朝からついつい言ってしまう。子供にしてみれば、いつもは何も言わないくせに・・・と思っているだろな

と反省しながら、学校に送っていく。

こんな生活がもう少しつづく。そのあいだ主夫としてしばらく奮戦していこうと思う。

(とはいえ、食事作りは孫達が心配なおばあちゃんが隠岐から来てくれて

 おばあちゃんの味を作ってくれている、助かる~。)

   少し疲れ気味の山田