おばあちゃん

 よく休みの日にはおばあちゃんの家に行ってお茶を飲みながら世間話をしていた私…。

でも夏にいとこが結婚して私より7つも若い嫁がきたので何だか行きずらくなりずっとおばあちゃんに会ってなかったのですが…

先日 熱が下がらずおばあちゃんが市立病院に入院してしまいました。原因が分からず今も熱が下がりませんが…

脱走できる程の元気はあります(^_^;)

痴呆もあるようで時々(?!)おかしな話をしているようです。

そんなおばあちゃんのお見舞いにやっと行く事ができました。私の事『あんた誰?』と言われたら悲しいな~ぁ…

と少し不安でしたが顔を見たら『久しぶりだったね~』と笑顔で迎えてくれホッとしました(*^-^)

でも会話は何だか意味不明…?よく聞いてみると若い頃の話のようです。でも楽しそうに話をしてくれるので

私は『うんうん…』と聞いているだけでした。そのうち仕事を終えたいとこがやって来ました。

私とちがって毎日おばあちゃんの様子を見に来ているので少し疲れぎみの様子でおばあちゃんに対しての言葉もキツいのです。

痴呆という事を受け入れられないのか受け入れたくないのか…おばあちゃんの不思議な話しを全て否定してしまいます。

その気持ちも分からなくないですが今まで楽しそうに話していたおばあちゃんがいとこにそっぽ向いてしまいました。

そしてその後はず~っと私に話しをしてくれてました。全く分からない話しでしたがおばあちゃんに合わせて聞いてました。

1時間半もしゃべったおばあちゃんはさすがに疲れたようでしたが元気な姿が見れて私は安心しました。

小さい時夏休みなど長期休みはいとこみんなでおばあちゃんちにいたので みんな『おばあちゃんっ子』です。

いつも優しくて強いおばあちゃんを見ていたので正直 病室にいる弱々しい姿を見ると辛くなります。

話を聞きながら小さい頃おばあちゃんにおぶってもらってた事とかを思い出しながら少しウルウルッ…。

でも今は毎日一人で病室にいるので退屈なんだろうから不思議な話でもきちんと聞いてあげる事がおばあちゃんの楽しみ

になるのなら…いくらでも聞いてあげようと思いました。それでおばあちゃんが笑顔でいれるのなら…。(^O^)

できるだけ時間を見つけお見舞いに行こうと思います。早く退院できるといいな~と思う三上でした。