自己研究 仁宮編

 若い頃は『まがったことがきらいで正義感がつよいね』といわれてきました。

 この年になるとそうはいわれない。

「○○するのが常識ですよね」というと、

「仁宮さん。昔の常識は、今、非常識なんですよ」

「そんなのゆるせない!!」怒りくるっている私。

 年をかさねると、とっても性格が丸くなってやさしくなる人。

もう一方どんどん頑固になって、まわりの人だけでなく、家族からも嫌われ者になってしまう人。

 私は絶対後者のような人にはなりたくないとおもっていました。   しかし、どんどん後者の方にあるいていっているようなきがします

 だんだんこだわりがつよくなっているようにおもいます。

『こうでなくてはいけない。こうしなくてはいけない。』

人にも要求、強要してしまうことがおおくなっているようにおもいます。

 このままだと「いじわるばーさんになってしまう」

いやだー。なんとかくいとめなくては。

 少し前、100歳の双子の姉妹の『きんさん。ぎんさん』が話題になりました。あんなおばあちゃんになりたい。

おだやかに、やさしく、「かわいいおばあちゃんだね」といわれたい。

 これからのいきかたは、がむしゃらはたらいてきた今までよりはるかにむつかしいこととかんじています。

 今を反省し、老後の生き方を真剣に考えている仁宮です。