心からの「ありがとう。」を

「ありがとう」。僕の大好きな言葉です。反対に「すいません。」「ごめんなさい。」は今、僕が一番言われたくないし、言いたくない言葉。特に子どもたちに対して、そう思います。僕はよく「すいません。」「ごめんなさい。」とついつい口にしてしまうのですが、言う本人よりも、言われる相手のほうが嫌な気分になると思うのです。なぜなら、考え方によってですが、自分が悪いことをしてしまったような後ろめたさを感じてしまう場合もあるし、また自分の存在を否定されているような気分になる場合があるからです。。特に「子どもはそう考える傾向にある。」といつか読んだ本に書いてありました。それからです。子どもには極力、「ごめんなさい。」は言わないようにしてきました。

僕はまだまだ大人になりきれていない部分があるため、よく、感情的になって子どもに手をあげることがあります。その時も極力「ありがとう。哲平のおかげで、お父ちゃんの汚い心の部分が見えてきた。これでお父ちゃん、また一歩、成長ができて元気になったよ。」と言ってきました。すると、哲平や巴菜は「うん、よかった。ありがとう。」と怒るどころか、笑顔を与えてくれます。本当にありがたいことです。


「地球上で一番のありがとうを集めよう。」はワタミ株式会社社長 渡邉美樹社長が会社理念としている言葉ですが、僕の目標としている言葉でもあります。

まだまだ、遠い遠い目標ではありますが、一人でも多くの人に「ありがとう。」と心から言ってもらえるような、そして言えるような人間を目指してがんばりたいと思います。

                                                                 渡部