余計なお世話

娘が嫁に行き、随分経つというのに今頃になって、なんだか寂しくなってきた


今まで母親として娘達の考えている事はだいたいわかり、色々相談にものったけど

今は頼れる旦那さんが居る

私の手から離れ、頑張って自立して生活している事が嬉しい事なのに、なんだか寂しいのは何故だろう

忙しいながら「手を取られて大変だわー」と言ってたころが本当は満足感があって良かったのかもしれない


昨年一年間はなんだかドタバタして感じる暇もなかったが、落ち着いてみると

食事の作る量も少し、ゴミも少し、洗濯物も少し・・・

洗濯物がたくさんいっぱい干してあると「幸せそうだな~」と思う


だいたい私は、余計なお世話人間なのだ

娘は「お母さんは、100頼むと150するけんねー」と言う

例えば部屋の掃除を頼むと、勝手に模様替えまでしてしまう

それで自分は満足しているのでやっかいだ

でももうする人も居なくなった・・・


孫の世話も、やり始めたらやり過ぎて、きっと余計なお世話になってしまうから

我慢して娘を見守ることにした


そうだ残るは夫だ!

「こんなにしてあげた」という私の“余計なお世話の満足感”に付き合ってもらうしかない

迷惑かもしれませんが・・我慢して下さいね



職場では何も解らず「必要なお世話」すら出来ない、中途半端な情けない伊藤でした