しあわせになりたい?

こだまの事務用パソコンをあたらしくしました。4年半つかったe-Macにかわって先日発売されたばかりのMac Miniを、そして、請求事務の電算化(ネット化)にともないDellのデスクトップパソコンの2台がほぼ同時にはいりました。


アップルからとどいた箱をあけ、事務室(2階にあるただの部屋だけど)にMac Miniをおきます。ちいさな本体なのに、すごくはやくソフトをうごかすかわいいMac Mini。デジカメの写真をよみこむと、まるで動画のようなスピードでよみこまれるのにおどろいてしまいました。PowerPC700GHzのe-Macとくらべると、さすがに1.83GHz Intel Core2 Duo搭載のMac miniは、体感的にスピードの差がわかります。


何日かあとにDellのパソコンがとどきました。箱からとりだしくみたてていると、どうしてもがっくりしてしまいます。それなりの性能をもってるはずなのになんだかうすっぺらで、あたらしいパソコンを所有するというよろこびがすこしもわいてきません。ぺらぺらでやすっぽいキーボードに、17インチだったらなんでもいいだろ、文句あるか!みたいなかなしいモニター。いかに請求事務のためとはいえ、これからこんなパソコンをつかうのか、というためいきがもれてしまいます。


パソコンはたしかに物だけど、マックのパソコンには人格をかんじるのにたいし、ウィンドウズパソコンはあくまでも機械としてしか位置づけできません。いまさらマックだウィンドウズだと、おおむかしの話題を復活させる気はないけれど、実際に両者にふれてみるとどうしてもそのちがいについてかたりたくなってしまいます。


2つのパソコンをくらべていると、なぜだか「しあわせ」についてかんがえてしまいました。しあわせになりたいひとはマックをかえばいいのでは、という単純な提案です。お金でしあわせをかうということは歓迎されないことがおおいけれど、現実にはお金をはらったからといってしあわせになれることはあまりありません。でも、マックをかえばほんとにしあわせな気もちになれるのに。

                    (吉田 淳)