クラゲ

 先日 バスに乗ってメテオプラザに行った時のこと・・・。

コミュニティバスは海岸沿いを走るので青くキレイな海を見ながら「ここで釣りしたな~・・・」とか

釣り人を見ては「いいな~釣りしたいな」と思っていた私に後ろに座っていた吉田さんからこんな質問が・・・。

「なんでお盆になるとクラゲがたくさん出てくるんですかね~?」と・・・。

言われてみれば昔からそういわれるし確かに「お盆=クラゲ」だな~と思っていると「調べて見て下さいよ」と

言われ「えっ!!」と思いましたが何だかとても知りたくなったので調べて見ることにしました。

 一般的に良く知られている「ミズクラゲ」を始め多くのクラゲには「クラゲ期」と「ポリプ期」と言われる時期

があるそうで、秋から冬にかけては「ポリプ期」に入り海草や海底に吸着して着生生活で成長するそうです。

イソギンチャクのようですね!  そして「クラゲ期」になると海草や海底から離れて浮遊生活を始めます。

それがみんなが知っている「クラゲ」なのです。クラゲが大人になってクラゲらしく活動し始めるのが「夏」

ちょうどお盆すぎあたりなので大量発生しているように感じるのだそうです。

 私はクラゲは生れた時からずっとプカプカ浮いているダケの生き物だと思っていたので「ポリプ期」のクラゲ

の姿を知って驚きでした。そして秋には死んで海水に溶けてしまうというあまりにも短い一生にも驚きました。

子供の頃、ミズクラゲをたくさんとってタッパーに入れて凍られて遊んでいたことを思い出しました。今思えば

やっと自由に広い海でプカプカ浮遊できるようになり残り少ない時期を楽しもうとしていたクラゲを凍らすなん

て・・・。なんてヒドイ事をしていたのだろう・・・と少し罪悪感を感じながらも夏休みの自由研究をやり終えた

気分の三上でした。