妻の気持ち

 川上さん第2子の誕生おめでとうございます。

名前は「小太郎」ですか?

 私の第2子は2○年前のことになります。旧松江私立病院でした。

7月9日の午後、空が一転かき曇り真暗になり、雷が鳴り響いた日でした。

かわいーい女の子でした。

 問題は第3子の誕生の時でした。

身重な妻をおいて敏夫さんは会社の飲み会だったかと思います。

酔って帰って子供の2段ベットでダウン。

そんな夜中に陣痛が!

「タクシーで病院行くから」と言うと

「ぼくの立場はどおなるー」の一言。

車を運転できるわけもなく、一人で病院へ。 

 個人病院だったので、分娩室に看護師さんと2人だけでした。

手を握ってくれる人も、背中をさすってくれる人もなく痛みに耐えていました。

 3人目ということもあり、思いのほか早く、楽に生まれてくれました。

玉のような男の子でした。

『僕の立場』より『私の立場』はと思いました。

確かに夫として父親としての自覚があったと思えばいいのですが。

昨日の夕食何食べたかも思い出せない昨今。

あの日の心細かったことは忘れられません。

女性にとって「出産」は大変なことなんですよー

男性の皆さんわかってくださいね。

  自力では無理なので、ひたすら孫を待っている仁宮でした。