ヨーロッパの孤児院で

先日ある勉強会に参加した時のこと、、、何年か前に聞いていたとても怖い実験の話しをもう一度聴く機会があった。

ご存知の方もいらっしゃるかもしれないのですが、、、中世のヨーロッパの孤児院で小さな赤ちゃんを二つのグループAグループBグループと分け、、、両方のあかちゃんに、食事、排泄、お風呂などの衛生的な面、暑さ寒さなどの環境面もきちんと整え日常の世話は、全くかわりなく行っていった。。。


ただ唯一AとBのグループで変化をつけた事は、Aグループの赤ちゃんにはしっかりスキンシップも取り言葉かけも充分にしたが、Bグループの赤ちゃんには、

お世話をする時に全く言葉をかけずスキンシップも取らないという違いをつけた、、、、。

その結果、、、Bグループの赤ちゃんは、大きくなるまでに全て亡くなってしまったという。

とても悲しい実際にあった実験。

久しぶりに思い出した本当に怖い実験。

ちょっと例えや意味あいは、違うのかもしれないが「人は、パンのみで生きるのではない」という言葉を聞いた事がある。確か聖書の言葉であったような、、

、栄養や環境がいかに整えられ生活の世話をしてもらっていても人のぬくもりや言葉かけがないといのちの灯火は、消えてしまうのだ。。。

あたたかい関わりやあたたかい言葉は、無言で食べるご馳走より、心を育みカラダも育み生命に力を与えてくれる。

してはならない実験であったと思うが、、、。

日々様々な情報が入ってくる中で、今一度数日まえに聞いたこのお話し・・人と人との繋がり・・人は、人を呼吸しながら生きているそんな言葉も思い起こさせてくれた時間でした。日々の関わりを大切にし1日1日を過ごして行きたいと思う近藤でした。