なんでだろう

こだまに入ってから、もうすぐ1年が経過しようとしていますが、もちつき、電車・バスへの乗車、リンゴ狩りなど新しい経験が目白押しです。

今日は活動で苔玉を作りました。作ることはもちろん、見ることも初めてだった自分にとって「苔玉」の魅力を知ることができた良い経験でした。

このように、活動の中で新しい経験に対して「楽しさ」を同時に発見している日々が続いています。

発見は活動だけではなく、利用者さんに対しても同様のことがいえます。


今日の夕方に行われた支援者会議でも、利用者さんの新たな発見がいくつかありました。

しかし、その情報はもっと前から獲得していてもおかしくないものばかりでした。

では、なぜ情報の獲得が遅れたのか…


原因の一つとして挙げられることは、自分自身が事柄に対して「そうなんだ」と納得してしまい、疑問を持ちにくい傾向にあることだと思います。何事に対しても疑問を持ち、その都度聞いていれば利用者さんの情報は収集できます。

思えば、専門学生時代からその傾向がありました。実習報告会でも、同級生が持つ「なぜ?」の感性が羨ましいと思うことが多々ありました。報告会の度に『なぜ?と思う気持ちを大切にしていきたいです』と記載していたと記憶しています。


あれから月日は流れて、少しは改善されたように思いますが、まだまだ足りないようです。

これからも「なんでだろう」のアンテナを張りめぐらせて、利用者さんの情報を一粒も取りこぼさないように、小さな疑問でも質問ができる姿勢で支援に臨み、利用者さんの新しい一面を発見していきたいと思います。

そうでなければ、自身の成長はないと思います。


以上、久しぶりに自分を客観視して、少々傷心気味の八壁でした。