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今日は寒い一日になりました。

心配された雪はそれほど多くありませんでしたが、気温が上がらず、我が家や実家では窓の結露が凍結するという珍事が起きました。

こんなに寒い中でも、移動支援で出かけられる利用者さんと職員さんはスゴいです。僕はまだ寒い時期には移動支援に入っていないのですが、大変なことは想像できます。


そんなヘルプ班の職員さんから、移動支援時での利用者さんの様子を聞くことがあります。普段、ほんそごで関わっている様子とは違っていることをよく聞きます。どちらが本当の利用者さんの姿でしょうか。

答えは・・・どちらも本当の利用者さんの姿だと思います。

人間には色々な側面があって、環境(物的、人的)によって様々に変化することは当然だからです。だから今まで見れなかった利用者さんの一面を発見できた時には、喜びをみんなで共有していきたいです。

ただ、利用者さんの成長を示す事柄については少々話が変わります。

ある環境では出来ることが違う環境では出来ないでは、支援者はもちろん、利用者さんも困惑してしまいます。せっかく芽を出した利用者さんの成長の芽を、支援者が摘んでしまうことはよろしくありません。どんな環境でも利用者さんの「出来ること」が出来るように支えることが支援者のつとめだと思います。

その為にも、利用者さんの情報を共有することが不可欠になります。

支援者間での情報共有はもちろんのこと、家庭での様子を知る為には保護者さんと情報を共有しなければなりません。ときには利用者さんからの情報を共有することもあるでしょう。

これからも本当の利用者さんを知る為に色々な情報を共有していき、たくさんの「出来た!」を見つけて、みんなで笑顔を共有していきたいです。


以上、寒い日はこたつから1ミリも動きたくない八壁でした。