香車の魂を持った金将を目指して

将棋の番組を視聴していた時の事です。ふと頭に浮かびました。

(僕を将棋の駒に例えると何になるだろう?)

すると、すぐに「香車」という答えが出てきました。

良く言えば「猪突猛進」、悪く言えば「周りが見えない」とでも言うのでしょうか?

そんな「香車」の僕は、運良く「NPOこだま」の有能な棋士

他の駒である(駒という表現を悪く思わないでね。)

心優しいメンバーのおかげで毎日楽しく仕事にはげんでいます。

43歳にもなりますが、僕の数少ない特技をめいいっぱい活かしてくれています。

本当にありがたい事であります。ありがとう。みんな♡

それでは今回のブログの長ったらしい本題へと突入します。えへへへへへ。


世界中にはあらゆるボードゲームが存在します。

代表格で言えば

ヨーロッパのチェス、イギリスのオセロ、中国のシャンチー、朝鮮のチャンギ

そして我が国発祥の囲碁日本将棋があります。

この中でも僕は他に例のない独特な競技ルールのある「日本将棋」に注目をしています。

そのルールとは、「持ち駒」と「成駒」の2つです。


「持ち駒」とは、相手から取った駒を自分の駒としていつでも使えるルールのことです。

つまり将棋の駒の再利用であり

元は敵であった相手に対しても適材適所の働き場を与えることで

その駒の能力を最大限に活かそうとする日本人的な「和」の心がなす発想だと感じました。

「成駒」とは、ある特定の動きしか出来ない駒が、敵陣に入った瞬間

新たな動きが出来るように変化したものをいいます。

僕のイメージでは変化というよりも成長するといった感じです。

ただし、成駒になるのか、ならないのかは、棋士の判断に任されます。

いや、各々の駒自身に宿る精神性にも左右されるような気もしています。


王将という夢の実現を目指し、棋士という監督のもと

駒であるチームメンバーの一人ひとりが

各々の役割に従ってチーム一丸となる様を自然と想像しました。

ワールドカップサッカー日本代表チームしかり、グローバル世界で闘っている日本企業しかり

そして国家もそうです。

サッカーでは、さすがに試合中には「持ち駒」の制度は適用とはいきませんが

将来規模でいえば相手の有名選手を指導者に招き入れ

サッカー技術を取り入れていくという活かし方ができるはずです。


団体のトップに立つ人間は、日本将棋の有能な棋士のように

一人ひとりを適材適所で活かしながらも成長を促しつつ

相手も取り込んで夢を実現させる事が理想だと感じました。


僕も一日でも早く「成駒」になり

金将のようにあらゆる動き(業務)にも対応して王将(夢)を掴みたいと思います。

「そうさ!100パーセント勇気とやさしさ」ですね。

                                渡部でした

次は長崎チャンポンマンの田崎さんです。