遅ればせながら・・・

 先日本屋さんに入って文庫本の所を見ていて

ふと目に入ったほんがあった。

ペラペラとめくってみると、

知っている地名や神社の名が出てくる。

ラフカディオ・ハーンの日本の面影である。

松江観光の目玉にもなっているのに

これまで、ハーンの本は読んだことがなかった。

日本の面影が書かれたのは、1890年代、

今から120年も前のことになる。

ところが、文章の中に出てくる地名や

神社の紹介は今と変わらない。

ハーンが、松江から出雲大社の詣でるところなど

一緒に船に乗り、一緒に歩いているような錯覚になる。

当時と今と変わってないのだ。

なんだか安心する。


それにしても、ハーンの日本についての

知識や造詣に詳しいのには驚く。

日本の生け花を賞賛している

文章など本当に驚かされる。

もっと、自分たちが足元のことに

気づかないといけないのだなー

ときずかされた・・・。

        山田