寄り添う支援・・・

 先日のこと、少し遅くまで残っていた利用者の方が

2階の事務所に上ってきて、本やパンフレットを

次々と出して、写真のページを見てニコニコとしている。

その姿を見て、なんだか嬉しくなってきた。

 いつもなら自宅でくつろいでいる時間を

日中利用しているの事業所の事務所で

自宅と同じ様にくつろいでいる。

 特に何かをしてあげてる訳ではないが

安心して過ごせる場になっている。

そのことが、こだまを利用している方に

指示されているところかもしれない。

 言い訳をすれば、けっして何もしていないのではなく

一日の活動を終えた利用者の方に、本人のペースを崩さず

過ごしてもらえるような、ゆったりとした空間を作っているのである。

小さな事業所ならではのことだろう。

静かな四畳半の部屋で、誰にも干渉されずに過ごせる。

事業所だから何かをしないといけない、という

これまでのような使命感を捨て

利用者に寄り添う支援もあってもいいのでは・・・

         山田