工作

風呂からあがり、明日の着替えを準備しに、タンスの前にいくと、

娘の夏休みの工作ができあがっていた。


娘は、魚釣りゲームをつくっていた。

あの矢印の入ったダンボール箱を使っていた。

中にはアルミホイルと青、水色のセロファンがはってあり、なんとも涼しげだった。

肝心の魚たちは、かるい紙粘土で作られ、着色してきれいにしあがっていた。

本当に娘がつくったの?と疑うものもいたが、

親子で楽しく作ったということだろう。

ひとつひとつの魚の造形をみると

生物に対する観察力などがやしなわれているなと感じた。


魚の口には、クリップが埋め込まれ、釣ってくれといわんばかりである。

学校に持っていく前に、一緒に遊びたくなった。こわさない程度に。



どうぶつが好きなこどもたち。

ものをつくるのが好きなこどもたち。

そういえば、真ん中の息子は

誕生日に「顕微鏡」を欲しがり、買い与えた。


好きなこと、知らないことへの興味を

楽しくもとめて欲しいと願う今日この頃です。

川上