完走をよろこぶ

今年も多伎のスイムランに参加することができた。

今回は25回記念大会ということで、

いつもよりすこしだけはなやかだった気がする。


毎回それなりに準備するものの、

いつもきまったようなタイムでしかまわれない。

今年もレースまえに20キロを何本もはしったし、

1時間およぐのも5回くらいやった。

これぐらい練習しておくと、もう距離はこわくない。

でも、みごとにタイムはのびなかった。

あつさのせいだったかもしれないし、

それだけ年をとったということかもしれない。


とにかくゴールすることができた。

ほんとにそれだけがありがたい。

もうこれでとうぶんはしらなくてすむ、

ということばかりおもってはしった。

以前はゴールのあとでふるまわれる

ソーメンがたのしみだったけど、

今年はおかわりせずに1杯しかたべなかった。

5回目の参加となり、

この大会にでることが日常風景になってきたかんじだ。


レースの2日後に、

3人の仲間と恒例になったうちあげをする。

だれかが棄権してもうちあげはする、

というとりきめがあるものの、

完走できた充実感があるとないのとではだいぶちがう。

今回はそれぞれいろんなおもいはあるにせよ、

3人ともとにかく完走できた。

やれやれと乾杯し、ひといきつく。


フルマラソンに参加することを

ちかい将来の目標にしている。

旅行とからめてレースにでれたらたのしそうだ。

(吉田 淳)