我が家の交換日記
以前のブログでも「我が家の交換日記」について紹介したと思いますが
最近は子どもたちと交換日記をしています。
始めてから1ヶ月半が経ちますが、これがなかなかおもしろい。
今までなら耳にしなかったような子どもの本音トークが
たくさんわかるようになりました。
僕から提案したこの企画。
当初のねらいは、子どもの本当の気持ちを吐き出させてやりたかったからです。
自分から「学校での悩み事、友達のこと、何でも良いからお父ちゃんに話してもいいよ。」と時々、声をかけていたのですが、
いつも「何もないよ。」とつれない返事ばかり。
しかし、時折、学校の先生や、仲の良いお母さん方から
「最近、元気がないです。」「実は・・・・。」という情報が入っていました。
一度だけ、長女が何かの話をきっかけとして
泣きながら「自分に自信がない。」と訴えてきたこともありました。
そのような出来事が重なり
自分自身なりにいい方法はないかなあと考えていたのです。
そこで思いついたのが、以前、母と交わしていた交換日記。
ついつい顔を合わせると余計な邪念が入ったり
周りに他の家族がいたりして、なかなか本音トークができなくなります。
しかし、日記なら誰にも気兼ねしなくてすむし
冷静に自分の考えをまとめて説明できるので、まさに最高の手段だと思っていました。
いざ、はじめてみると
最初はテレビの話や趣味の話等とたわいもない内容でしたが
回数を重ねるうちに
友だちや自分のことについての悩みを打ち明けてくれるようになりました。
僕の方は、自分の中で交換日記を書く内容についてのルールを決め、
① まず、誉める。(ここを強調する)
② どんな気持ちでもありのまま受け止めさせる
③ 最後に一言、人としてやってはいけないことをアドバイスする。
についてを①から優先順位で書くように心がけています。
効果はてきめんで、それからは直接
自分の言葉で悩みを相談してくれるようにもなりました。
ちなみに、交換日記は100円ショップで売っている専用ノートを使っています。
100円とはいえ、これがなかなかの物でより研究つくされたノート構成となっています。
本題スペース以外に、
・今日のニュース(GoodとBad)・秘密の話
・なやみ相談・フリースペース・今日の占い
と多くのスペースが確保され、子どもが書きやすいようにレイアウトされています。
種類も豊富で、お勧めの一品です。
みなさんもいかがですか?子どもたちとの交換ノート。いいですよ。
渡 部